【第三話 36歳おじさんは独立開業している】
ちょっと小話から。
昨日からstand.fmという音声配信アプリを始めました。
正直ブログより楽しいですw
楽しいというか簡単ですね!
さて、今日もブログの積み上げですが、今日は針灸接骨院の開業についてお話します。
完全に自分語りなので全く有益ではないです。ご了承ください。
【針灸接骨院を独立開業するまでの経緯】
そもそも針灸接骨の資格というのは「はり師」「きゅう師」「柔道整復師」の3つの資格が必要で、3年の就学が必要です。
学校の卒業試験をクリアし、国家試験を合格すると資格がもらえます。
これがあると独立できるんです。
私は資格取得後、地方の針灸接骨院に就職しました。
当時は就職は開業のための「修行」といった意味合いが強かったです。
みんな開業を目指していました。
学校ではいわゆる「治療法」は学びませんので実際は現場で初めて「治療」をします。
驚きですね。
私は合計10年間の修行を経て、31歳になる年の6月に地元に開業しました。
【どんな思いで独立したか】
地元で開業したいという気持ちが修行の2年目くらいで芽生えていました。
友人知人が地元から次々と離れて行ってしまい、近所の友達はほとんど居なくなっていました。
お盆や正月には顔を合わせますが、もし自分も地元から離れると誰も故郷に居なくなる。
これが寂しく思ったんですね。
誰が帰ってきても迎える人がいる。
そんな風に思い開業しました
【独立の実際】
同じくして地元の衰退が進んでいきました。
頑張る住民の皆さまを施術でサポート、健康を守り、元気に出来ないかと考え、
「この人の痛みをとることは、結果的にこの人が頑張れるようになること。ただ痛みをとることが目的ではなく、この人の仕事や家族の背景を元気にすること」
これを心に定め独立開業しました。
初月から100万円の売り上げで私の想像をはるかに超えてきました。
半年経ったころには人手が足りず人員を増やし、順風満帆のように思えました。
しかし、マネジメントが壊滅的に出来なかった私は後発を育てることが出来ず
社員は次々と辞めていきました。
当然売り上げも頭打ちとなります。
現在は3人のスタッフで頑張っています。
優秀なプレーヤーは優秀なマネージャーにはなれないとはよく言ったものです。
私はプレーヤーで稼ぐことを考えた方が向いていたみたいです。
【やりがい&嫌なこと】
社員として働いているときより自分の稼ぎで家族を養えているのは誇らしかったし、口コミで「ここが良いと聞いた」などどいわれるとうれしかったです。
しかし、最初は誠心誠意患者さんに尽くし、寝ても覚めても一日の患者さんの顔や症状、経過を思い描いていましたがメンタル的にきつかったです。
完璧主義なところが露呈し思ったような結果が出ないと自己嫌悪に陥り、罪悪感に駆られ、集中できない事も多かったです。
【これから】
6年目に突入し、コロナの騒動で集客に困りました。
もともと集客に力を入れていなかったこともあり
「技術が良ければ患者は来てくれる」
「施術の満足度が高ければ来てくれる」
と思っていた典型的な職人肌な自分は最近になってやっと集客を本気で考えています。
「顧客に必要な商品を作り、それをプロモーションする」
このような発信の力を磨くためにこのブログを始めました。
様々な媒体を利用して収益を上げれるよう毎日積み上げ!!ですね。
おわり