【驚愕】実は「糖類ゼロ」ではダイエットは出来ないっていう話
ダイエットや減量の際に、カロリー制限は必ずと言っていいほど必要ですが、中でも「糖類ゼロ」を謳った商品が魅力的に見えます。
「糖」といえば宿敵「炭水化物」
これがゼロときたら思わず手を伸ばさずにはいられません。
しかし良く商品を見てみると
「糖質ゼロ」と「糖類ゼロ」の2つのパターン
があることにお気づきでしょうか?
今回はカロリーゼロとは違う、
糖質ゼロや糖類ゼロの違いの罠について解説します。
上手に理解してダイエットに役立てましょう。
こちらは音声配信もしています
目次
【糖類ゼロ=糖質ゼロではない】
結論から言うとどちらでもカロリーがあります。
ですがそのカロリーを構成する内容成分が違います。
説明します。
・炭水化物>糖質>糖類
炭水化物は皆さまご存じ、米とか小麦です。ごはんやパンですね。
この炭水化物から食物繊維を取り除いたものが「糖質」です。
でんぷんやオリゴ糖が糖質になります。
それをさらに小さく分解したものが「糖類」です。
砂糖やブドウ糖が糖類になります。
例えば
「小麦で作っているけど砂糖などを入れていない食品」は“糖類ゼロ”なのです。
【こういうケースがあります】
以前私はコンビニで「糖類ゼロのクッキー」を買いました。
ところが裏の表示を見ると意外にカロリーがあったんです。
よく見ると原材料に「小麦」と書かれていました。
「あれっ?“糖質”入っているじゃん」
そして私ははっと気づいたのです。
“砂糖”は入っていないけど“糖質”は入っている。
砂糖の添加がないから「糖類ゼロ」!!!
なるほど~!!!
【逆のパターンもあります】
アルコール飲料によくみかけるパターンなのですが表にでかでかと
「糖質ゼロ」
水ものならではといった感じです。
先ほどの例からすると、“糖質”は入っていませんが“糖類”は入っています。
この場合は量に基準値が設けられているようですが、単糖類やブドウ糖や甘味料(キシリトールやアセスルファムkなど)が入っています。
糖質ゼロだけど糖類は入ってるというパターンでした。
【ちなみに無糖とは】
・コーヒーなどにみられる「無糖」ですがこれはもともと「糖が入っていない」という商品です。0.5g未満としているようです。糖1g=4kcalなので無糖は最低2kcalですね。
(『低糖』『微糖』は、飲料100ml当たり糖類2.5g未満の場合を指すようです。)
糖質も糖類も入っていないものを選ぶならこの無糖と選ぶといいでしょう。
【ダイエットは上手にカロリーコントロール】
ダイエットに糖質は敵と言われますが実はそんなに悪い奴ではありません。
特に積極的にトレーニングをしている方は筋肉でカロリーを消費するための起爆剤的な働きをします。
トレーニングを始める際に「糖類」を摂ると炭水化物より細かくなっているので消化の必要がなく、エネルギー効率がいいです。
脂肪を燃やすには先に火種が必要で、それが糖質や糖類ですので上手に活用してください。